【100均】置くだけ!インシュレーター比較3選

インシュレーターとは

「インシュレーター」ってご存じですか?
オーディオ機器と設置面の間に挟むことで振動を抑え、音質を向上させるアクセサリーのことです。

音は空気が振動することによって伝わります。
音を発するスピーカーは、空気を振動させるためにスピーカーユニットを動かします。
ユニットの動きは空気を振動させるのと同時にスピーカー自体を振動させ、その振動がスピーカーを設置している棚や台に伝わります。
その棚や台の振動が再びスピーカーを振動させます。
そんなこんなで音が濁ってしまい音質を下げる原因となります。

スパイクタイプ

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床や台に接する面積を減らし、振動の影響を減少させるスパイクタイプ。
先が尖っている面を下にして使いますが、そのままだと置く面を傷つけてしまう場合があるので、受け皿とセットで使うのが一般的です。
そのため、受け皿とセットになっている製品がたくさんあります。

音は全体的に鮮明でクリアになる傾向が強く、細かい音が聴き取りやすいのが特徴
録音された音を細部まで漏らさず楽しみたい方におすすめ
振動の遮断性が高く、音が痩せてしまうといった面もあるので注意が必要

キューブタイプ


立方体の形をしたタイプ。
木材でできている物が多い。
振動を遮断するのではなく、振動を整えて響きを調節することに長けています。

音は設置面の広さと素材に由来する傾向が相まって、柔らかくあたたかみがあり、音楽の深みを感じられる
細部の描写力が弱くなり、穏やかになりすぎると感じる場合もある

円形タイプ

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上から見ると円形で、高さのある円筒形状のインシュレーター。
ベーシックな形状で、スパイク受けになっているモノもこの形状に含まれます。
さまざまな素材で作られているため、音質の傾向も製品によってさまざま。

自分好みの音質を追求したい方にもおすすめです。
小さい・薄い物は、他のインシュレーターと併用するのが前提のモノもあるので注意が必要

100均の物で代用できるか音質比較

もうね、高いし音質もどれくらい違いがあるのかわからないので、気休めでもいいから100均で試してみたいという方のために、いろいろと代用して聴き比べてみました。

工作材料 直方体 12個(DAISO)

木製タイプのインシュレーターは、接地面積が比較的大きくなり、低音を響かせる効果があるため、振動をやわらかく吸収しします。
音の性質としてかたい方から柔らかい方に動いていくので、アコースティック音楽といった、じんわりと広がるようなあたたかみのあるサウンドに向いています。


音像を重く・温もりのある音にしてくれますが、細かい音は若干ぼやけてしまうような気がします。
奥行きがあり深い音になるため、ジャズやクラシックなどの音楽の再生には向いてます。
設置面がい分、スピーカーが安定します。

ガラスタイル 1cm角(DAISO)

硬い素材のインシュレーターは音質を美しく響かせる特徴があります。

ハードミュージックやオーケストラなどのジャンルで一つ一つの音を鮮明に聞きたいという方におすすめです。
クリアでダイナミックな音質になった印象です。

クッションゴム 丸/10mm(Seria)


ゴム製のインシュレーターは、柔らかいため、振動などの吸収率が高く、あまり音の響き方に影響を与えるものではないものなので、スピーカー本来の音質を活かしてくれます。
衝撃の吸収率の高さから、スピーカーに必要な振動も吸収してしまうこともあります。
木材の上にクッションゴムを貼り、その上にスピーカーを置きました。
これは硬い素材ということもあり、振動の吸収もさほどなく、木材に比べるとダイナミックで低音が強調された音質になりました。

まとめ

直置きすることに比較するといずれも音質は向上しました。
この3選で聴き比べて、そこまで大きな違いがあるわけではありませんでしたので、あとは好みでもいいような気がします。
なにより見栄えがそれっぽくなることが一番の効果です。
いずれの方法でも費用100円、置くだけで実装できるので、インシュレーターの効果を体感したい方は是非参考にしてください。
高コスパで音質向上と見た目それっぽくするもうひとつの方法としてオール100均でスピーカースタンドDIYも紹介してますので参考にしてください。

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