【コスパ最強】はじめて買うモニタースピーカーおすすめ３選

一般的なスピーカーは聴きやすいように音質が調節されて、音楽を楽しむための構造となっています。
モニタースピーカーは音楽制作、DTM、レコーディングなどに特化した、原音にとても忠実な音を再生して、音量やバランスを正確に確認するために使用されます。

聴きやすいように設計されたリスニングスピーカーは音楽制作にはあまり向いておらず、音楽制作やDTMを楽しむのであればモニタースピーカーを購入することをおすすめします。

サイズ

主流な「ブックシェルフ型」のほか、「トールボーイ型」「フロア型」があります。
「ブックシェルフ型」は小型なスピーカーで設置場所に困ることがなく、デスクに置けるタイプもあります。
パソコンを使用して音楽制作をしたい方は、このモデルがおすすめになります。

なお、スピーカーの音の良さは大きさに比例するわけではありません。
狭い部屋や近所迷惑になって音量が出せない場合は大きいスピーカーで小音量で鳴らすのは良いとは言えません。
スピーカーを使用する環境を踏まえて選択する必要があります。

はじめての購入は「ブックシェルフ型」がおすすめ

アンプの有無

「アクティブスピーカー」は電源を必要とし、アンプを内蔵しているタイプです。
別途アンプを購入する必要がないため、初心者に扱いやすく、コストも抑えられるのがメリットです。

「パッシブスピーカー」は電源不要でアンプを内蔵していないタイプです。
アンプを用意する必要があります。
音にこだわる方はパッシブスピーカーを追求するおもしろさはありますが、スピーカーとアンプは相性があるので注意が必要です。

はじめて購入する方にはアクティブスピーカーがおすすめです

慣れてきて求める理想のサウンドを明確にしてから、パッシブスピーカーに買い替えるのもひとつの方法です。

入力端子

楽器とモニタースピーカーの端子に対応しているモデルを選ぶことが重要です。

「RCA」赤と白2本のピンジャックに挿すタイプ。
世界標準プラグのひとつで、もっとも一般的なタイプです。

「PHONE」1本のケーブルで接続するタイプ。
RCAよりノイズに強く、ヘッドホンやマイクによく採用されています。

「XLR」高音質でノイズに強い特性をもつタイプ。
ケーブルが長いステージマイクなどのハイエンドマイクで採用されており、Bluetooth対応であればワイヤレスで接続することができます。

接続する楽器の端子をチェックしましょう

出力

「ワット数」や「周波数特性」などモニタースピーカーの出力能力もチェックする必要があります。

「ワット数」音量のパワーのことを指し、自宅であれば40～70W程度あれば十分です。
出力が大きいほど音がよいというわけではありません。

「周波数特性」は「Hz」で表示され、再生可能な音域の範囲を示しています。
人によって好みの音域はさまざまであり、ジャンルによっても適切な周波数帯域は異なります。
制作する曲や好みで判断する必要があります。