愛すべきピアノ映画音楽「海の上のピアニスト」


映画史に残るピアノの名曲を紹介します。ピアノ好きならこの映画は必見です。

海の上のピアニスト

「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組み、船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニストの生涯を描いたドラマ。
1900年。豪華客船ヴァージニアン号の機関士ダニーは、ダンスホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つけ、その子に「ナインティーン・ハンドレッド」と名付けて育て始める。
船という揺りかごですくすくと成長したナインティーン・ハンドレッド。
ある晩、乗客たちは世にも美しいピアノの旋律を耳にする。ダンスホールのピアノに座って弾いていたのは、ナインティーン・ハンドレッドだった。
日本では1999年に劇場初公開。
約20年を経た2020年、トルナトーレ監督の監修による4Kデジタル修復版(121分)が公開。同時に、99年公開時には実現しなかった、170分の「イタリア完全版」も初公開される。

1999年製作/121分/G/イタリア・アメリカ合作
原題:The Legend of 1900
配給:シンカ
日本初公開:1999年12月18日Playing Love

Playing Love  愛を奏でて 作曲:Ennio Morricone

噂を聞きつけたレコード会社の男が、ナインティーン・ハンドレッドの演奏をレコード録音するために乗船します。
録音機を前にしぶしぶ弾き始めた1900、ふと窓越しに美しい少女を目にしたことで曲調に変化が…
そして甘く切ないメロディーができあがっていきます。
映画史に残る名場面の中の名場面+名曲。

弾き終わると彼は「これは僕の音楽だ。自分のいないところで自分の音楽を聴かれたくない。」と録音したレコードを渡すことを拒び、そのレコードが物語を粋にすすめていきます。

Magic Waltz 作曲:Ennio Morricone

こちらも大好きなシーンです。
乗船したばかりのマックス・トゥーニーとの初対面のシーン。
大人の悪ふざけ、みてて微笑ましいです。

 

The Crisis 作曲:Ennio Morricone

不協和音が表すナインティーン・ハンドレッドの感情を見事に表現した欠かせないシーン。
ナインティーン・ハンドレッドがうなだれながらピアノを弾く名場面です。
Youtubeにそのシーンがなかったため、それっぽく弾いたverです。

楽譜

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