電子ピアノ最大のメリットは「ヘッドホンをすれば何時でも練習できる」こと。
仕事から帰った夜10時でも、家族が寝静まった後でも、気兼ねなく弾けます。
ただし、付属やスマホ用のイヤホンで済ませてしまうと、音の立体感がなく練習が楽しくなりません。ピアノ練習用のヘッドホンは数千円の投資で練習時間が確実に増える、コスパの高い買い物です。
この記事では、電子ピアノ練習に向いたヘッドホンの選び方と、おすすめ5機種を紹介します。
電子ピアノ用ヘッドホンの選び方
密閉型を選ぶ
ヘッドホンには「密閉型」と「開放型」があります。開放型は音が自然に広がる反面、音漏れします。深夜練習が目的なら密閉型が基本です。
長時間つけても疲れないか
ピアノの練習は気づくと1時間以上経っているもの。側圧が強すぎるモデルや重いモデルは練習が苦痛になります。軽さ(250g以下が目安)とイヤーパッドの当たりは重要なチェックポイントです。
ケーブルの長さとプラグの形状
電子ピアノのヘッドホン端子は、本体の左奥や底面にあることが多く、ケーブルは2m以上あると安心です。
また、端子は「標準プラグ(6.3mm)」と「ミニプラグ(3.5mm)」の2種類があります。多くのヘッドホンには変換アダプタが付属しますが、購入前にお使いの電子ピアノの端子と合うか確認しましょう。
ワイヤレスは遅延に注意
Bluetoothヘッドホンは便利ですが、鍵盤を押してから音が聞こえるまでの遅延が発生するため、楽器の練習には不向きです。練習用は有線を選びましょう。
おすすめヘッドホン5選
1. Roland RH-5 ― 電子ピアノメーカー純正の定番
電子ピアノメーカーであるローランドが「楽器モニター用」として作った定番モデル。軽量で側圧も穏やかなので長時間の練習に向いています。迷ったらまずコレ。
実売価格の目安は5千円前後です。
2. YAMAHA HPH-100 ― ヤマハの電子ピアノと好相性
ヤマハが自社の電子ピアノに合わせて設計したスタンダードモデル。クセのない自然な音で、ピアノの音色を素直に楽しめます。ヤマハPシリーズユーザーには特におすすめです。
実売価格の目安は6千円前後です。
3. audio-technica ATH-M20x ― モニターヘッドホンの入門定番
レコーディングスタジオ御用達「Mシリーズ」のエントリーモデル。音の輪郭がはっきりしており、自分のタッチの粗(音の強弱ムラ)がよく見えるので、上達志向の人に向いています。
実売価格の目安は7千円前後です。
4. audio-technica ATH-AVC200 ― とにかく安く始めたい人に
3千円以下で買える密閉型。音質は価格なりですが、「家族用にもう1本」「ヘッドホン練習を試してみたい」という用途には十分です。
実売価格の目安は3千円以下です。
5. SONY MDR-7506 ― 一生モノの世界標準モニター
世界中のスタジオで数十年使われ続けるモニターヘッドホンの金字塔。解像度の高い音で、ピアノ練習はもちろんDTMや動画制作まで何にでも使えます。少し予算を足せるならここまで行くのもアリです。
実売価格の目安は1.3万円前後です。
5機種の比較表
| モデル | 実売目安 | タイプ | こんな人に |
|---|---|---|---|
| Roland RH-5 | 約5千円 | 密閉型 | 迷ったらコレ |
| YAMAHA HPH-100 | 約6千円 | 密閉型 | ヤマハユーザー |
| ATH-M20x | 約7千円 | 密閉型モニター | 上達志向 |
| ATH-AVC200 | 約3千円 | 密閉型 | 予算最優先 |
| SONY MDR-7506 | 約1.3万円 | 密閉型モニター | 一生モノが欲しい人 |
※価格は変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。
まとめ
夜でも練習できる環境は、独学ピアノの継続にとって何よりの武器になります。ヘッドホンは消耗品でもあるので、まずは5千円前後の定番(Roland RH-5 / YAMAHA HPH-100)から始めるのがおすすめです。
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